

300億円を超える物件も! 「廃墟官舎」が売れないワケ
恵比寿、神宮前、新宿ほか
都内の超一等地でボロボロ状態
国有地宿舎廃止決定から11年も経っているのに……
民主党・野田政権下で国家公務員宿舎の削減・売却が決定してから今年で11年。しかし、恵比寿、白金台、新宿など都内の一等地では、公務員が住まなくなって久しい「廃墟官舎」が、いまも荒れ果てた状態で取り残されている。
「どの旧官舎も都内の一等地にあり、場所によってはタワマンが建てられるほどの広さがあります。民間の不動産業者からしたら、『絶対に儲かる土地』ですか
ら、喉から手が出るほど欲しいでしょう」(住宅ジャーナリスト・榊淳司氏)