

天文学史に金字塔 ブラックホールを捉えた望遠鏡に見学者が殺到中

45m電波望遠鏡の架台(パラボラアンテナの付け根部分)に立つ立松健一所長。7枚目の全景写真と比べてみると、望遠鏡の巨大さがよくわかる
「1993年、この45m電波望遠鏡を使った観測で、渦巻銀河NGC4258の中心に、秒速1000㎞で高速回転するガス円盤が発見されました。これにより太陽の3900万倍という巨大質量が確認され、それまで存在自体が曖昧だったブラックホールが確実に存在する証拠となったのです」
45m電波望遠鏡の架台(パラボラアンテナの付け根部分)に立つ立松健一所長。7枚目の全景写真と比べてみると、望遠鏡の巨大さがよくわかる
「1993年、この45m電波望遠鏡を使った観測で、渦巻銀河NGC4258の中心に、秒速1000㎞で高速回転するガス円盤が発見されました。これにより太陽の3900万倍という巨大質量が確認され、それまで存在自体が曖昧だったブラックホールが確実に存在する証拠となったのです」