FRIDAY

有名人を狙い撃ち 精鋭部隊「マトリ」が持つ強力な捜査権限

元取締官が語る「おとり、潜入、スパイ捜査。何でもアリ」の実態

マトリに狙われたら逃げられない
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田口淳之介・小嶺麗奈容疑者を逮捕した関東信越厚生局麻薬取締部

「私たちの仕事は、『刑務所の塀の上で綱渡りをしているようなもの』と表現されます。取締官は売人や常習者など、違法薬物の当事者と常に接触している。その分、犯罪行為とも隣り合わせの場所にいるんです。だからこそ、ひとつ間違えれば違法捜査に手を染めたとして自分自身が刑務所に入ってしまう。本当にどう転ぶかわからない仕事なんです。そして違法薬物の捜査には専門知識や法知識も必要ですが、何より大切なのは人間力。いかにして取り調べで有効な情報を引き出し、鍵となるネタを持ってくるか。そのためにどのような距離感で捜査対象と接するべきなのかが問われています」

 こう語るのは、元厚生労働省・麻薬取締官の高濱良次氏だ。

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