

“ジャニーズJr.改革”を推進する滝沢秀明「その先」の野望

表舞台から身を引き、Jr.のために革命を起こす滝沢(13年)
“滝沢革命”は着々と進んでいるようだ。
ここにきてジャニーズJr.の躍進が目覚ましいという。かつての黄金期の再来かという報道まで出ている。黄金期とは'90年代後半、13歳で入所した滝沢がジャニー喜多川社長に認められ、Jr.のリーダーとして、山下智久、生田斗真、風間俊介を含む120人をまとめていたころだ。ドラマ出演、ドームコンサート、冠番組を持つなど、滝沢に率いられた当時のJr.の活躍は目を見張るものがあった。
ここでおさらいしておくと、ジャニーズJr.とはジャニーズ事務所に所属するタレントであるが、公式サイトで単独のページを持っていない者やCDデビューをしていない者に対しての総称。すでに多くのファンが付いている者もいるが、表舞台に立つ機会はデビュー組に比べたらまだまだ少ない。言ってみれば研究生や予備軍みたいなものだが、その数は東西合わせて実に300人以上に上る。
その中で現在グループを結成して活動しているのは12組。メンバーは合わせて72人。それ以外の200人以上のJr.は単体で活動していることになる。