

"おバカキャラ"りゅうちぇるが23歳「理想のパパ」になったワケ
年間300本のテレビに出演していた人気者が家庭を持ち、感じたこと

自作の歌詞を歌うりゅうちぇる。リリースイベントでは、全国を駆け回ってライブを行なった
「タレントをやめて沖縄に帰ろうと思ったこともありました。自分が自分でなくなる感じ。自分が壊れていく感覚。テレビに出始めたころは楽しかったんです。僕の個性を出せるお仕事に巡り合えたと思って。だけどそのうち、なんでも『かわいい〜』とリアクションすることに抵抗がでてきて。だって、とくにかわいくないこともありますから(笑)。"おバカキャラ"で番組に呼ばれているのはわかっていたけど、自分の意見を言ったら、『意外としっかりしてる。つまらなくなった』と言われたり、そういうことに疲れて、自分がすり減っていく感じがしました」
個性的なキャラでテレビに出ずっぱりだったりゅうちぇる(23)は、ほんの数年前の"ブーム"を振り返ってこう言う。