

柳裕也・中日ドラゴンズのドラ1 3年目に覚醒した理由
腕の振り、フォームを変えて「ボールが遅くても勝てる」

今季は初めてオールスターにも出場。一流の選手と共に過ごし、「彼らと肩を並べたい」と痛感したという
球速が遅くてもキレのある「ストレート」の正体
「シーズンが始まる前と今、見えている世界は全然違いますね。正直、こんなに勝てるとは思ってなかったです(笑)。
プロになっての1~2年目は、1シーズン、フルに投げたこともなければ、1試合フルイニング投げたこともほとんどなかったので、今の状態が自分にとってどれぐらいなのか、よくわからないんです。たとえば、前半が終わるまでにこれだけは達成しておきたいとか、何月までに何勝しておきたいとか、そういうのを考えたこともなかったので。
20勝!? いやいや、それはちょっと無理です。でも、とにかく一つでも多く勝ちたい。それだけです」