

ジャーナリスト対談 鮫島浩×望月衣塑子「崩壊する新聞報道の現場」
選挙に興味を持てないのは「政治報道」にも責任あり
政権の顔色をうかがう官邸記者の限界、
「記者クラブ解体」についても語り尽くした
7月10日に投開票となる参議院選挙を前に、気鋭のジャーナリスト二人が対談した。新著『朝日新聞政治部』(講談社)が4万部を超えるヒットとなっている元朝日新聞政治部デスクの鮫島浩氏(50)と、菅義偉・官房長官(当時)に鋭い質問で切り込み話題となった東京新聞社会部記者の望月衣塑子(いそこ)氏(46)だ。話題は選挙の展望から記者クラブ制度の限界にまで広がり……。対談は2時間に及んだ。