

往年のJリーグスター選手「驚きのセカンドキャリア」 カレン・ロバート
スペシャル企画 Jリーグ開幕の熱狂から30年
37歳・FW ジュビロ磐田ほか
いまだに「市船のカレン」
最後は英7部リーグ「ジャーニーマン」千葉に還る
「プロ2年目の’05年に31試合で13ゴールを決めて新人王を獲得しました。ただ、13点中11点はワンタッチゴール。当時のジュビロにはまだ名波さん(浩・49)ら黄金期のレジェンドが健在で、僕は一流の先輩方のサポートを受けて最後にフィニッシュしただけ。だから、自信にもならなければ、ハードルだけ上げてしまった感じ。残念ですが、振り返ればあれが僕のピークでした(笑)」
自身のキャリアについて、自虐気味に話すのは、北アイルランド人の父と日本人の母の間に生まれ、ジュビロ磐田やU-23日本代表として北京五輪予選などでプレーしたカレン・ロバートだ。