

六代目山口組組長が若頭、若頭補佐を引き連れ新横浜駅に現れた理由
神戸山口組・井上邦雄組長、絆會・織田絆誠代表が相次いで襲撃され、分裂抗争が新展開を見せる中
「報道陣が来ているなか、司忍組長が清田次郎総裁と握手をしたり、談笑もしていた。当代の司組長が若頭、さらに若頭補佐まで従えてお見舞いに来たのです。それだけ、稲川会と友好関係にあることをアピールしたいという狙いがあるのでしょう」(暴力団事情に詳しい、ノンフィクションライターの鈴木智彦氏)
6月17日朝10時頃、JR新横浜駅の周辺は異様な厳戒態勢だった。上空には神奈川県警のヘリが飛び、十数名の私服警官が周囲を警戒していた。そんななか新幹線の改札口から出てきたのは、六代目山口組の司忍組長。竹内照明若頭補佐が先導し、迎えの車の前には高山清司若頭の姿まである。