

ウクライナの人々が歩みだした「復興への第一歩」
現地ルポ
いまだ空襲警報が鳴り響く中
ブチャ、ボロディアンカ、イルピン
ロシア軍の侵攻を受けた
首都キーウ近郊の街の現在
白い砂埃(すなぼこり)が舞っていた。重機が轟音を立てて瓦礫(がれき)の山を掘り起こしていくと、黒い服を着た人の腕が出てきた。
男性の遺体だ。それを取り囲むようにして救援隊が白い袋に包み、近くに停まっているトラックまで運んだ。
白い砂埃(すなぼこり)が舞っていた。重機が轟音を立てて瓦礫(がれき)の山を掘り起こしていくと、黒い服を着た人の腕が出てきた。
男性の遺体だ。それを取り囲むようにして救援隊が白い袋に包み、近くに停まっているトラックまで運んだ。