

ブチャの住民が語ったロシア軍「大量虐殺」の真実
キーウ近郊の街
衝撃の現地ルポ
車両に磔にされ、街中を引き回された男性
電気もガスも水道も止まったアパートで身を寄せ合い暮らす家族
約40人を集団埋葬、現場の警官は「ジェノサイドだ」と嘆いた
その民家に足を踏み入れると、部屋の中には粉々に砕け散ったガラスやコンクリートの破片、木片などが散乱し、踏み締めるたびにバリバリと音を立てた。リビングのテーブルには、果物が食い散らかされたまま。台所のワイン貯蔵庫は空っぽで、床には紙幣や飲み残したウイスキーのボトルが乱雑に散らばっている。大型テレビはごっそり持って行かれていた。