

岸、菊池、浅村……毎年主力が抜けても西武が連覇できた理由
防御率4点台とリーグ最下位でも新戦力が台頭するチームの秘話

防御率リーグワーストの投手陣をやりくりして見事、連覇を成し遂げた辻発彦監督。エースと正捕手が抜けて内心、優勝は難しいと思っていたという
岸孝之(34)、野上亮磨(32)に炭谷銀仁朗(32)、菊池雄星(28)、そして浅村栄斗(ひでと)(28)――毎年のようにエースや主砲、正捕手が脱(ぬ)けているのに、そのたびに強さを増し、連覇まで成し遂げる。「常識が通用しないのが西武ライオンズの強さ」だと言うのは夕刊紙デスクだ。