

「国境のピアニスト」が語る 私が戦場でピアノを弾き続ける理由
総力取材 「戦争犯罪人」プーチン大統領の後始末
ポーランド国境の街・メディカ
ひとりのドイツ人ボランティアが避難民の心を癒やしている
毎日午後3時ごろになると、国境の街に優しいピアノの音色が響き渡る。その周りを取り囲むように、避難民やボランティアの人員たちが集まり始める。
ウクライナと国境を接するポーランドの街、メディカ。3月下旬、避難民たちが続々と国境を越え、ポーランドへ入国してきた。その一角で、ドイツ人男性のダビデ・マルテロさん(40)が、屋外のピアノリサイタルを開いていた。