

ウラジーミル・プーチンが失脚する日 側近や幹部を次々に更迭
総力取材「戦争犯罪人」プーチン大統領の後始末
ロシア軍が去った首都キーウ郊外には民間人の遺体が散乱し、拷問や処刑の形跡も
西側諸国の制裁で国内経済は壊滅状態
幻の支持率にすがる"裸の王様"は健康状態も悪化
支持層だった新興財閥「オリガルヒ」「FSB」「ロシア軍」に離反者が続出
4月2日、ロシア軍が撤退した首都・キーウ近郊のブチャ市。フェドリュク同市長は変わり果てた故郷を見て、思わず膝をついたという。民家の庭や路地に無数の遺体が転がっていたのである。後ろ手に縄で縛られた亡骸(なきがら)や、頭に布を被(かぶ)せられた状態で絶命している男性など、拷問の形跡もあった。