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二階俊博、石破茂、松本純……政治家が会食をやめられない理由

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自民党の松本純(中央)、大塚高司(左)、田野瀬太道(右)の3議員は銀座通いと虚偽説明により離党届を提出した
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12月14日、二階俊博幹事長(81)が菅義偉首相(72)らと8人で高級ステーキ。12月17日、橋本聖子五輪担当相(56)が6人で高級寿司。1月8日、石破茂元幹事長(64)が9人でふぐ懐石。そして、松本純元国家公安委員長(70)らの「銀座クラブ通い」……。

ここまで来ると、素朴な疑問が湧いてくる。国民に自粛を要請しているのに、なぜ、彼らはこれほどまでに会食を我慢できないのか。自民党の現役国会議員が言う。

「田中角栄元首相の有名な言葉に、『握手の数しか票は出ない』というのがあるでしょ。自民党ではいまでも、新人議員に徹底的にこの言葉を叩き込む。ベテラン議員、それも菅総理のように叩き上げの人ほど『会食=票』という意識は強い。何もないところから、先輩政治家や地元の有力支援者と酒を飲み続け、男芸者として取り入ることで成り上がったわけですからね。そんな人たちに、急に会食を止めて一人でメシを食えといっても不可能ですよ」

今秋には衆院選が予定されている。そのことも、会食=票集めが止まらない理由のようだ。当選2回の自民党・岡下昌平衆議院議員(45)は、「私は一切会食に行っていない」と断ったうえで、政治家の心情についてこう語る。

「相手のメンツを立てるというのも、政治家にとって重要なことです。支援者に誘われたら断れない。行ってみたら5人以上だった。では私は帰ります、とは言いづらいんですよ。(秋に選挙があるのに)演説会もできない。選挙事務所の感染対策を徹底することで人が寄り付かなくなるのが心配だと、みんなで話している」

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